カタヨリ紙

終電前のブンガク雑談サイト 

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アルチュール・ランボー、地獄の季節から。

私は好んだ、荒野、焼き焦がされた果樹園、色あせた商店、そして生ぬるい飲み物などを。異臭を放つ小路から小路へとうろつき廻って、私は眼を閉じたまま、焔の神・太陽にこの身を捧げていた。
「将軍よ、崩れかかったおまえの城壁に、一門の古びた大砲が残っているのなら、乾いた土塊(つちくれ)をこめて、おれたちを砲撃してくれ。きらびやかな店舗のガラス窓を狙え! サロンのなかへぶち込め! 街じゅうに土ぼこりを食らわせてやるのだ、樋嘴(ひはし)は錆びつかせろ。閨房には燃えるように熱いルビーの粉を充満させろ……」
おお! るりぢしゃに懸想(けそう)して、旅籠(やど)の共同便所に酔い痴れている羽虫、そいつも一条の光に溶けてしまうのだ!
(『ランボー全詩集/宇佐美斉・訳』287頁~)

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