カタヨリ紙

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遠くで汽笛を聞きながら

※歌詞はこちらのサイト様で確認できます。

この歌がリリースされた1976年(昭和51年)、ロッキード事件に田中角栄が逮捕、総選挙敗北から三木が退陣し、福田内閣が誕生する。小説では村上龍の『限りなく透明に近いブルー』がベストセラーとなり、大島渚監督の『愛のコリーダ』は刑法抵触を避けてフランス・パリで封切られた。TVドラマ『大都会』に渡鉄也、石原裕次郎が出演。『クイズ・ダービー』、『徹子の部屋』、『欽ちゃんのどこまでやるの!』もこの年に始まったのだそうだ。(参考サイト様)

私は何歳? まだ小学校に入ったばかり。世相の記録を見てそうかと思うだけ。日本がどんなだったのかは文字や映像や歌の歌詞などからイメージするしかない。この歌を歌ったアリスは私にはちょっと縁遠くて、バンドやってた学生時代でもマジメに聞いた記憶がないのだが、今日の夕方ちょこっとテレビをつけたら堀内孝雄さんが出ていて熱唱していた。なんだか切なくなってしまった。遠くで汽笛を聞きながらって、汽笛ってどんな音だっけ? これは憶えているような気もするが(ほんと?)明瞭ではないし、アリスが聞いた汽笛とその周辺の景色と私のそれとは違っているかもしれないし…。でもなんだか心に沁みた。
遠く汽笛を聞きながら、じゃなくて、遠く汽笛を聞きながら。家(home)から遠く離れて暮らす「私」が駅かその周辺で汽笛を聞いているのだろうか。この汽笛はいつか自分を明るみへと運んでくれる、家(home)へと帰してくれる、希望なのだろうか。わからないけど妄想してみる。何もいいことがなかったこの街で生きよう。自分の言葉に嘘はつくまい、ひとを裏切るまいと、そうかたく心に誓って。なんて強くて潔い「私」。この記事を書いている私にも、少しはそんな時代もあったかもしれない。心に沁みた理由はきっとそんなところだろう。

 堀内孝雄コンサート情報
2006/11/2~3(東京厚生年金会館 )チケット販売:8/26

アリス ストーリー
アリス
B00005LA06 
さよならコンサート-後楽園ライヴ-
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子どもに育てられて
堀内 孝雄
4062084473

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