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『坂道』 とこみんさん

  • 2006-06-22
どこにおきますかわたしの手
ひらかない地図の崖下に道しるべは
二つに折れて
湖床に根をおろす
一本の立ち木が火をはなつ
ゆらめくかげり絵
むしろこぼれ落ちる木の葉
散り乱してこそ
つめたい嘔吐をかみころし
黙る水面をかすめて
空林に風が鳴る
風化した枝が折れこだれても
いとわしい弾丸には屈しない
ふたたびの難破にむかい坂道をのぼる手は
夕日を映す落ち葉にたゆとう
くれないに染めて木の葉
ない森に
ちりばめる

ずいぶん前に詩集を2冊頂戴しました(感謝)。
こまかなことは、私には言えませんし、またそういう読み方も、苦手なので、全体的な感想を申し上げると、
たとえば麻布です。おひさまに、あてて、乾かしたもの。その上をハダシで歩いて行くような感じ。平坦な場所とはかぎりません。デコボコ道や、灰がもうもうと立ちこめる空間や、少し地上から浮いているような場所などに、とこみんさんの麻布が敷かれて、読者として私は歩いて行ける、そういうハダシの感覚と、投げ出されていない女性的な愛情とを同時に私は(勝手に)感じとりました。先日サイト上で公表された「りんごがわらった」という詩を拝読しまして、今回またあらためて詩集をひらいて読み直したところです。

もっと読みたい!という方は、とこみんさんのサイト「ふらっと日記」のサイドバー/Freepage List から、コッソリと、どうぞ♪

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