カタヨリ紙

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マクドナルドの憂鬱

映画『スーパーサイズ・ミー(Link)』


それちょっとおかしくないか?


↓ということで、じっさいに経験してみた、すごい人。
『30日間マクドナルド生活(Link)』


結論として、「誰かがこう言ったからといって、それを鵜呑みにするのは危険だ」という、頷ける、説得力。
なんと申しましょうか、うまく言えないのですが、ステレオタイプな言い方は、どうかとは思います。たとえば去年の『文学界12月号』に掲載された、石丸元章の小説『地下生活者たち』は、どうでしょうか↓


ユミコがトナカイのフライとはまた別にオーダーしたフライド深海魚に、ファストフード店が「特製」と自慢する、オレンジ色に着色された「マッドカウ・タルタル」というソースをベットリとつけて口に放り込む。
「オマエもう2箱も食ってるぞ、それ」
「そうだっけ? ううん、まだ3つ目だって」
フライド深海魚についてくる特製タルタル独特のベットリ感は、数年前、鳥インフルエンザで鶏卵価格が暴落した時期に大量に冷凍保存されたビンテージものの生卵に泥酢を加えて製造したことで生じた奇跡の食感。経営者のこだわりの欲ボケの味。ソースの具として入っている刻みピクルスは、当然ハンバーガーに挟めないほど崩れきったもので、それははるか昔、米国・スリーマイル島の原子力発電所が爆発したときに近所の畑でとれたベトナム無頭症級のキューカンバーだったが――そんなこたぁ、まあ、いまの高校生にはわかるまい。


マックだとは言ってないけれど、これを読んだ人のほとんどは、自分が利用したことがある、どこかのファーストフードと重ねて考えてしまうと思うのですが。
こういう書き方って、どうなんだろう…?


もしマックへの疑惑が本当なら、そんなヤバい食べ物屋、日本で商売させないでくださいまし。私はマック、昨日も食べましたけど(笑)


ファストフードが世界を食いつくす
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徹底的な取材によってファストフード業界の闇の部分を鋭く描き出す。しかしこれは本当なのか?


マクドナルド化する社会
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「マクドナルド化」は、M・ウェーバーの合理化過程を現代風に言いかえたものだそうです。


マクドナルドはグローバルか―東アジアのファーストフード
ジェームズ・ワトソン 前川 啓治 竹内 惠行 岡部 曜子

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マクドナルドはいかにして東アジアの食文化に適応したのかを上品に検証。

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