カタヨリ紙

終電前のブンガク雑談サイト 

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幽霊探知機

【幽霊を検知すると、音とLEDのパターンが警告します】



夕方、なま暖かい風が、すぅーっと通りすぎて行った。
学校からの帰り道、歩いているのは僕たち5人だけ。
なぜ誰もこの道を通らないのだろう?
僕はそう思ったけれど、口には出さなかった。
友達は、いつも通りだし、僕の気のせいかもしれないし。それになんて言えばいいのかも分からないし。「道の向こうから、誰も歩いて来ないね。まるでこの世界に、僕たち5人だけが取り残されて、みんな死んじゃったみたいじゃない?」なんて言えないよな…。
「あっ!」
友達のひとりが、いきなり立ち止まった。
僕たちは女のコの話をしていたから、その突拍子もない声に驚いたというよりも、誰か足でも踏んだのかという程度に、ちょっとバカにして、その友達のほうを見たのだが――
「いいの見つけちゃったな~」
友達は屈んで何かを拾った。
ちょうどゴミ置き場の前だった。
「なにそれ」
「知らない?」
「あ。ヤフーで見た」
「でしょ?」
「貸してみ。まだ使えるンだろ?」
「スイッチ入れてみろよ」
「ヤだよ」
「いいから貸せって」
別の友達が、それを手にして、スイッチを入れようとしたとき、
「待てよ」
とさっきの友達が、止めた。
「反応したらどうする?」
マジメにそう言った。
僕たちは少し笑った。
「幽霊を検知すると、音が出るンだろ?」
「っていうか、お遊びでしょ」
「もう捨てられてるし」
「少しはさ、反応して欲しいよね」
「そうそう」
僕たちはゴーストレーダーをかこみ、友達のひとりがスイッチを入れるのを待った。
そして、ほどなくして、スイッチが入り――
僕たちは無言のまま、ゴーストレーダーをじっと見つめた。
警告音が、激しく鳴り響いていた。
5人のうちの誰かが、もう死んでいる。
誰ひとり、目を合わせようとしない。
僕は生きているだろうか。
こんな物、拾わなければよかった。




、、、などということは、あまりないと思いますが、お値段、1万くらいから。
私の大好きな百均で売ってたら、買うけど(笑)


Link : ゴーストレーダー
「ゴーストレーダーUSBメモリーは、空間における磁場の変化と、測定者の身体的変化を特殊センサーで検出し、それにバイオクロックという時間周期のファクターを加えて検出結果を処理することにより、未知のエネルギーを発見しようという、今までになかった全く新しいコンセプトのUSBメモリーです」

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ブログ拍手ありがとうございます。 このサイトは引越しました。文学の他に、韓国映画ドラマ、音楽、DIYなど、より雑多になって、のんびり続けています。
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